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プレスリリース「平成11年10月15日 日刊工業新聞」

全国元気企業マップ48 岐阜県(2)
産業廃棄物をブロック化(亀井製陶)

廃棄物を有効利用したりリサイクル、環境浄化に取り組む企業が増えている。数年前までは市場も製品も技術も未成熟で、利益を生む事業ではなかった。ここへきての環境問題への意識の高まりから今、花開こうとしている。

(中略)

亀井製陶(笠原町、亀井宏明社長、0572・43・3511)は下水道汚泥の焼却灰や火力発電所の石炭灰などの産業廃棄物をブロック化している。窯業廃棄物のリサイクルがきっかけだが、他業種の廃棄物を受け入れることでブロックの販売先も拡大してきた。岐阜県の溶融スラグ化施設からスラグの利用を依頼されるなど信用度もアップ。現在フル稼働で月間1000トンの廃棄物を処理、1万m2分のブロックを生産する。「今後は、廃棄物排出地にプラントを設置する拠点作りに重点を置く」(亀井社長)と意気込む。

(後略)

(平成11年10月15日 日刊工業新聞)

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